2012年9月13日木曜日

懐かしの曲!

こんばんは!
今日も足利オペラ・リリカはがっつり練習です!

本日はテノール内山先生のレッスン。
10月から月1回のペースで始まる「出前コンサート」の練習です!

この出前コンサートは、研究科の生徒と講師が足利市内の学校や施設にお伺いしてコンサートをするものです。
曲目も普段のオペラのレパートリーとは違ってワクワクするものばかり!
(オペラがそうじゃないというわけではないですが(笑))

怪獣のバラード、君をのせて、見上げてごらん夜の星を…

いやー、テンション上がりますね!小学校の時にやったりした曲ばっか!!

生徒、講師ともに楽しそうな雰囲気でした♪
先生たちも一緒に歌ってくれました~
怪獣のバラードとか、大きな古時計とか!

知らない曲は教えてもらいます。当日が楽しみ!

2012年8月29日水曜日

コレペティ!


みなさんこんにちは!

今日は足利市民会館にて講師の先生抜きのコレペティのレッスンでした。

「コレペティ」というのは、指揮者や歌の先生ではなく、ピアニストが歌い手にレッスンすることです。
このコレペティを行うピアニスト、「コレペティートル」と呼ばれるのですが、ただのピアニストではないのです。

歌い手に教えるわけですから、とにかく歌やオペラのことにものすごく詳しい!
作曲家のことや時代背景はもちろんのこと、どう歌えばよいかなど音楽的なことまでレッスンします。
オペラの曲を伴奏するので、オーケストラ用のでっかい楽譜を見てピアノで弾くという離れ業も要求されます。

とまあ、「歌にすっごく詳しくてピアノもめちゃ上手い人」というわけです(笑)


さて、足利オペラ・リリカには2人のコレペティートルがいて、いつもレッスンのピアノを弾いてくれたり、今日のようにコレペティのレッスンをしてくれたりします。

講師の先生たちより年が近いせいか、研究生たちもリラックスしてレッスンに臨んでいました。

9月6日に迫った足利オペラセミナーに向け、充実した3時間でした!
ピアニストの清水綾さん(左)と、研究生の岩水実稚子さん。
普段のレッスンとは違った視点からのアドバイスは貴重です。
こちらもピアニストの杉田明日香さん。
お二人とも研究生とは年が近く、話しやすいお姉さん的な存在です。

研究生同士で聴き合ったり、アンサンブルを確認したり。切磋琢磨!

本番に向けて集中して練習する林眞暎さん。良い表情ですね!

神子さやかさん。頑張って曲を覚えてるところですたぶん(笑)

朝日山裕子さん。
広々とした空間で練習を積み重ねることができるのが、足利オペラ・リリカの大きな魅力です。

2012年8月27日月曜日

指導実習!


皆様こんにちは!

今日は足利市立坂西中学校へ、合唱の指導へ行って来ました!

足利オペラ・リリカ研究科の、指導実習です。
今回は研究生の岩水さんと私西巻の二人がお伺いし、女子は岩水さんが、男子は私が指導にあたらせていただきました♪

実はこの30人ほどの合唱団、合唱部の部員はおらず、引退した運動部の3年生らで構成されているとのこと。
約1か月後に本番を控えているらしく、責任は重大でした!

まずはパート練習!
女子は岩水さん、男子は私の担当です。
最初はかなり控えめな声を出していた男子たち…。運動部なのに!(←決めつけ(笑))

しかしみんな驚くほど素直で元気が良く、吸収が早くて驚きました!!さすが運動部!(笑)

パート練習が終って女子と合流し合わせてみると、

女子の中からは「なんか男子の声がすごい良くなってる……!!」

との言葉が。やったぜ!!!


女子の方はというと、こちらは最初からかなり優秀。中には宝塚を目指す人もいるとか(!)
とっても澄んだ歌声で、聴いていてすごく心地よかったです♪

岩水さんの指導のおかげ…かもしれません。

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きっと中学生には触れることの少ない声楽の声。
この機会に、少しでも生の音が生み出す響きに触れて、歌うことや聴くことが好きになってもらえたらと思います。

そしてゆくゆくは足利オペラ・リリカの登録アーティストに…(笑)

そんなこんなで、今日はとにかく楽しい時間を過ごすことができました。
元気で素直な生徒さんたち、研修を受け入れていただき、とてもあたたかく迎えて下さった先生方。

本当にありがとうございました!

実際に歌って指導する岩水さんの声に、「すごーい!」の声をいただきました!
男子のパート練習。
運動部だけあって、とても元気が良かったです!

普段は広報スタッフの私も、今日は指導に参加!
生徒さんが撮ってくれました(笑)

帰り際には、なんと学校で採れたというゴーヤをいただきました!
「えー!めちゃめちゃ美味しそうですねー!」と岩水さん。
最後はいつも私達のサポートをしてくださる足利市民会館の腰塚さんと。
いつもありがとうございます!


2012年8月23日木曜日

お披露目!

こんばんは。

今日は足利オペラ・リリカ研究科、前期勉強発表会を行いました。
研究生にとって、この研究科での初めてのコンサートの模様をお伝えします!

暑すぎなくらいよく晴れた今日の足利。会場の足利市民会館大ホールには、地元や東京から(!)たくさんの方が駆けつけてくださいました!

前半はの『アリア試験』では4人の研究生がそれぞれ6月から練習を重ねてきた渾身の1曲を披露。
歌い終わると会場からはあたたかく大きな拍手が起こり、地元の方からたくさんの応援をいただいていることを実感しました。

研究生の朝日山さんは「たくさんのお客さんが聴いてくださったことが本当に嬉しかったです。やっぱりモチベーションが全然違います!課題はまだまだ山積みなので、お客さんに満足していただけるように頑張っていきたいです。」
と語っていました。先が楽しみですね!

会場のあたたかい空気に緊張がほぐれたのか、後半の『重唱発表会』では全員が思い切りの良いパフォーマンスを見せてくれました。


アリア試験、朝日山裕子
岩水実稚子
神子さやか
林眞暎
後半の重唱発表会は、稽古場をイメージしたシンプルなセットでした。
後半、重唱発表会。
豪華な助演陣に囲まれた、充実の演奏!
ピアニストのお二人。
左から杉田明日香さん、清水綾さん。お世話になりました!
指揮は大隅音楽監督。
終わったあとは反省会。相変わらず厳しいですね!
お疲れさまでした!


ともかく、足利オペラ・リリカ研究科にとっての初めてのコンサートは無事に終えることができました。
ここまで応援して下さった地元足利の皆様。
東京から聴きに来て下さった皆様。
無理なお願いにいつも応えてくださる阿部館長はじめ市民会館スタッフの皆様。
そしてこのブログを読んでくださっている皆様。

本当にありがとうございます。
これからも足利オペラ・リリカは、ここ足利で皆様に素晴らしいオペラをお届けできるよう精進して参ります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年8月16日木曜日

初舞台!


さて、今日は大事な告知です!

8月22日、ついに足利オペラ・リリカ初めてのコンサートを行います!!
おおーーー!!!
研究科の前期アリア試験も兼ねたこのコンサートに向けて、研究生たちの集中力も高まっています!!

詳細は以下の通りです♪
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日時:8月22日(水) 14:00開場/14:30開演
場所:足利市民会館大ホール
チケット:無料
内容:
【第1部 アリア試験】
○研究生それぞれが、オペラアリアから一曲ずつ用意して歌います。
【第2部 重唱コンサート】
○オペラ『フィガロの結婚』より
・第1幕:ケンカの2重唱~アリア「自分で自分が判らない」~3重唱「何ということか」 
・第2幕:3重唱「スザンナ、そこにいるのか!」~2重唱「早く開けて!」
・フィナーレ
○オペラ『コシ・ファン・トゥッテ』より
・第1幕フィナーレ 「あぁ何て全てが変わってしまったことか!」 

出演:足利オペラ・リリカ研究生(朝日山裕子、岩水美稚子、神子さやか、林眞瑛
助演:足利オペラ・リリカ講師(内山信吾、金沢平 、小林昭裕)
ピアノ:清水綾、杉田明日香

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モーツァルトの、代表作2つからお届けします♪
どちらもとてもとても楽しいオペラで、「うーん、オペラはちょっとなー…難しそうだなー」なんて思っているあなたにこそ来て欲しいのです!

この春から練習を重ね、伸びに伸びている研究科のお披露目をさせて頂く今回のコンサート。
入場無料ですので、是非お運びください♪

2012年7月28日土曜日

立ち稽古!


こんばんは、足利オペラ・リリカ広報担当の西巻です。

長らく更新できずに申し訳ありませんでした
昼間の投稿でも申し上げましたが、このブログが滞って間にも研究科の授業はずいずい進んでいました!

毎回の授業は、一回丸々3時間!日によって音楽指導、演技指導などに分けて行います。

さて、ここ最近の研究科の授業は、8月22日の勉強発表会に向けた『立ち稽古』です。『立ち稽古』とは、歌いながら実際に演出家が演技をつけながら指導するという稽古です。

まあこれがものすんごく難しいのです;;
なぜなら、
『歌手』は声の状態、歌詞、音楽的な表現等を意識して表現します。
『役者』は役の人物になりきり、感情の動きをセリフと体の動きで表現します。
そして『オペラ歌手』は、その両方を同時に行います。

……脳みそがいくつあっても足りませんね(笑)

今回の授業でも、演出家の細かい指導、時には大隅音楽監督の厳しい激が飛び交いながらも研究生たちは必死で食らいついていました。

勉強発表会については、このブログにて詳細をお知らせします♪
お楽しみに!!
演出家の原先生から、本番に向けてきめ細かな指導が入ります。

稽古場近くのファミリーレストランで一休み。
休憩中にも譜読みに余念がありません!

授業の後半では広い練習室での立ち稽古。
環境が整っているところが足利オペラ・リリカの自慢です!

今回から新たに助演として加わってくださる、バリトンの金沢 平さん(左)。
研究科では、研究生でまかなえない役には実際にプロの歌手の方が助演として同じステージに上ります。
研究生たちは、プロの迫力に押されながらも(笑)、食らいつこうと必死です!

講師、助演、そして研究生による体当たりな授業は、見ているだけでもとても充実していて楽しいです!

2012年7月25日水曜日

ご無沙汰してます。。


足利オペラ・リリカ、広報担当の西巻です。

ご無沙汰しております。。
このブログが滞っている間にも、研究科の授業はガンガン進んでおります!

先週も気合を入れて更新したこのブログ。
なんと消えてしまっていたことが発覚……(T_T)

今日の授業の後にバッチリ更新しますので、乞うご期待!!!!!!!!!!!!

すんませんでした!!!!!!!!!!!!!!

2012年6月28日木曜日

大ホール!




こんばんは、足利オペラ・リリカ広報の西巻です。

今日は市民会館にて演技の授業でした。
会場はなんと大ホール!
1600人収容(!)の大ホールのステージを贅沢に使い、実際にお客さんが入ったところを想定しての実践的な授業です。

1600人収容の大ホール。
豪華!!
広い会場での授業、楽しみですね!


回数を重ねるごとに、美しく変わっていく演技。


講師のレッスンを余すところ無く吸収し、成長しようとする研究生は、本当に真剣そのものです。

自分以外の演技を見る。これも勉強!

シリアスな感じでここまで来ましたが、休憩は普通にあって、普通に遊んでます(笑)
「資料」と称してyoutubeでオペラ鑑賞。
勉強を忘れて見入ってました。



演技の初歩となる、美しい姿勢。
役としての心理、動き、音楽のつながり。
心の動きを原点として動くこと。
……

テレビや舞台のお芝居、簡単そうに見えて難しいんですね!
最初は「どうしたら良いかわからないです。。」なんて言っていた研究生も、回数を重ねるにつれてどんどん自信を持って演技をするようになりました!

とはいえ、演技をみっちり指導できる授業は1年のうちそう多くはありません。

「1年で、プロになる」

その重みを、研究生はもちろん、講師陣も肝に銘じての授業です。
3時間という長丁場でも、集中力が切れることはありません。

しかし現場にいる全員、それが楽しくて仕方ないのです。

これから夏ですね!

”夏は追い込みの季節”と勝手に思っていますので(笑)、この夏の研究生の成長に乞うご期待!

2012年6月16日土曜日

授業開始!


こんにちは!広報の西巻です。

足利オペラ・リリカ研究科、水曜日は3回目の授業でした。
だんだん緊張も解けてきて、内容も充実してきましたよ~(^^)

ここ最近の会場は、初台リリカアートスクール。
新宿の隣の駅、初台から徒歩5分くらいのスタジオです!

当初、この研究科の授業は足利市民会館で行うことが予定されていましたが、研究生が全員東京方面の人になったため、授業は東京でも行うことになりました。
便利で良いですね♪

初台リリカアートスクール Aスタジオ。
明るくて広々〜♪
今回は大隅、小林両先生の授業でした。

さて、今回の授業は、研究生にとって最初の課題、モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』と『コシ・ファン・トゥッテ』から。

どちらもコメディータッチの楽しいオペラなのですが、歌う方はかなり大変…。


授業は今回も厳しく、大隅音楽監督からは「ちゃんと勉強しろっつっただろ!!!!」と喝を入れられることもありました(汗)
見てるこっちがビビりました(笑) がんばれ研究生!!

厳しいレッスンにしょんぼりする2人。
負けるな!!!!!
厳しい授業が終わって、清々しい表情の神子さん。
お疲れさまでした!

そんなこんなで、今回も厳しく楽しく厳しく、だからこそすっっっっっごくためになる授業でした。

短いですが、今日はこの辺で。

Buona notte...
(イタリア語で「おやすみなさい」っていう意味です。おしゃれ!!)

2012年6月8日金曜日

開校!

こんにちは!


昨日6月6日、ついに『足利オペラ・リリカ研究科』開校致しました!!!
昼間で続いた雨も開校式には止み、晴れ晴れした気持ちで開校式を迎えることができました!!


さて、開校式には研究生・講師陣・市民会館スタッフが勢揃い♪

開校式!!
足利市民会館の小ホールにて、人は少ないながらエネルギーにあふれた雰囲気で行われました。

講師陣勢揃い!

こちらは足利市民会館スタッフの皆様。
館長はじめ、この方たちの熱意はとても強いものです。


一堂に会しているところを見ると…


いやぁー、濃い(笑)

特に講師陣には本当に錚々たる方が揃っていらっしゃいました。
講師陣だけでオペラ2本くらいできるのではないかと思います(笑)



開校式の後は、さっそく第1回目の授業!!
1年間で『プロ歌手』を育成するこの研究科、

「いや~、開校式お疲れ様でした~」

…なーんて休んでいるヒマはないのです!前進あるのみ!!


今日の参加者は、朝日山裕子さんと神子さやかさんの2人。
講師は大隅音楽監督はじめなんと8人。
とてもとても豪華で厳しいレッスンでした。
今日参加の研究生、朝日山さんと神子さん。
2人とも元気で前向き!素晴らしい!
レッスンはなんと8対2!!
非常に密度が高いです。
前半は、オペラ"コシ・ファン・トゥッテ"に出てくる2重唱のレッスン。
後半は、演技基礎のレッスン。
演出家の原先生による、『演じる』ことの本質に迫る貴重なレッスンでした。


8人の講師陣による、それぞれの目線からのアドバイス。

それを受けて、緊張しながらも試行錯誤する生徒。

そしてまた別の視点からのアドバイス…


教える側、教わる側それぞれが真剣勝負で、それ故に高い集中力を要求されるレッスン。
音楽に携わるものとして、羨ましささえ覚えました。
とにかく、この密度と集中力で1年間学び続けたらどれだけ成長するのか今から楽しみです!!


さあ、来週から残り2人の研究生も合流し、本格的にレッスンが始まります!!
次回からはこの研究科の主役である研究生にスポットを当て、このブログもさらにアクティブにしていきます!!


皆様、この1年は熱気に溢れた足利オペラ・リリカに注目ですぞ!!

 【足利市民会館のホームページ】

2012年6月1日金曜日

プロ!

皆様こんにちは!

足利オペラ・リリカ研修所、いよいよ来週6日に開校です!
更新が滞っていたこのブログですが(笑)、来週の開校を控えテンションも上がってきましたので、これからはどんどん更新していきますよ!!

さてさて、今日はこの足利オペラ・リリカとその研修所の活動内容についてざーーっとご紹介します。

まずこの足利オペラ・リリカは、「プロのオペラ団体」です。

「プロ」なのです。

プロフェッショナル【professional】①専門的。職業的。②専門家。職業としてそれを行う人。プロ。 ←→アマチュア
(広辞苑第五版)


つまり、お金を出しあってみんなで活動する、所謂市民オペラとは違い、プロ、つまりお金をいただいてオペラをする団体です。
そしてその研修所は、「プロのオペラ歌手」を養成する場所なのです。

「芸術なのにあんまりお金お金って…イヤらしいわ!!!フケツ!!!!

とお思いの方もいらっしゃるかと思います(いるのか??)。
しかし音楽家にとって、また世の中により良いエンターテイメントを届けるにあたり、とてもとてもとても切実なことなのです。

あのベートーヴェンやモーツァルトだって、たくさん書いた手紙の多くは「あの曲がいくらで売れた」だの「お金なくてしょうがないからピアノの先生することにした」なんて内容だったわけですし。


今日本のクラシック音楽界は、
・稼げない
  ↓
・稼げない道は目指す人が少ない
  ↓
・質が落ちる
  ↓
・つまんないからお客さんが来ない
  ↓
・稼げない(無限ループ)

(もちろんお客さんに来て頂けないのには他にも重大な原因がありますが、今は音楽家一人ひとりというミクロな目線での話ですのでご了承くださいね。)

残念ながらこんな感じです。これではどんどんダメになっていくのはご理解頂けますね…。


そこで!
足利オペラ・リリカと研修所では、まず演奏や研修生の音楽的な質を第一に、プロとして、お客さんにお金を払っていただけるようなオペラ団体を目指します。

そのためには、演奏の質そのもの以外にも考えなければならないことがものすごーーーーーーくたくさんあります。(汗)


教える技術、社会とのつながり、レパートリーの幅…
新研修生には酷な内容かも知れませんが、必死で勉強してこの国のオペラを背負う人材になってくれることを願います。


願いますというか、私も働くんですけど。(笑)
がんばっていきましょう!!

【足利市民会館ホームページ】

2012年5月10日木曜日

試聴会!

おはようございます!
足利オペラ・リリカOfficial Blog、3回目の更新です。順調ですね~♪(笑)


さて、昨日5月9日は足利オペラ・リリカ研究科の『試聴会』でした!


この『試聴会』というのは、研究生の皆さんに実際に歌っていただき、その声や技術、ステージ捌きなどを観て聴かせていただく、というものです。
非公開のコンサートで、『試演会』と呼ぶことも多いですね♪


この試聴会でそれぞれの研究生の実力を見極め、それに合わせて講師・スタッフ陣でこれからのカリキュラムを決めてゆく…
ものすごーーーく大事な機会なのです。


それぞれの研究生の人生に関わることですから、聴く方も責任重大。
張り詰めた空気。撮影はNG。
どの講師の方も真剣に、それぞれの音楽に向き合っていました。


世界でその人だけが持っている、声。

表情。

振る舞い。

覚悟。


こういった歌の技術そのもの以外の"舞台に立つ者にとって大切な素養"も見極めなければならないのです。


普段は陽気な(?)講師の皆さんですが、試聴会の間は"プロの顔"。
近寄りがたささえ感じる気迫でした。


試聴会に使用した、足利市民会館別館ホール。
ピアノ、響き共に申し分なく、贅沢なホールでした♪

歌い終えた後は、今後の授業についての面談です♪


ほっとした表情で席に着く研究生と、容赦なく質問を浴びせる講師陣(笑)


いや厳しい…。
「オペラ1本できないと使い物になりませんからね?」
「プロになりたいならそれくらいやってください。」
「聞こえません。」

自分だったら泣きますたぶん(笑)
がんばれ研究生!

しかし、それも愛情と熱意故のことなのです。

「あなたの持っている声や音楽は本当に素晴らしい。私たちはその成長の手助けをしたい。一緒に勉強しましょう。」

という演出講師の原さんの言葉がとても印象に残っています。


観ているだけで汗が出てくるほどの濃密な(?)時間を経て、1年間の課題は決まっていきました。

厳しい言葉もありましたが、それも必ず研究生の力に変わっていくでしょう。
負けずにがんばって!

研究生の岩水さん。
声も容姿も美しく、プロの洗礼と言わんばかりの質問にもしっかり答えていました。
これからが楽しみです!

4時間にわたる試聴会が終わったのは21:30。なんと終電の時間です(笑)

6月の開校に向け、講師・スタッフ一同頑張っていきます!


【足利市民会館ホームページ】