皆様こんにちは!
足利オペラ・リリカ研修所、いよいよ来週6日に開校です!
更新が滞っていたこのブログですが(笑)、来週の開校を控えテンションも上がってきましたので、これからはどんどん更新していきますよ!!
さてさて、今日はこの足利オペラ・リリカとその研修所の活動内容についてざーーっとご紹介します。
まずこの足利オペラ・リリカは、「プロのオペラ団体」です。
「プロ」なのです。
プロフェッショナル【professional】①専門的。職業的。②専門家。職業としてそれを行う人。プロ。 ←→アマチュア
(広辞苑第五版)
つまり、お金を出しあってみんなで活動する、所謂市民オペラとは違い、プロ、つまりお金をいただいてオペラをする団体です。
そしてその研修所は、「プロのオペラ歌手」を養成する場所なのです。
「芸術なのにあんまりお金お金って…イヤらしいわ!!!
フケツ!!!!」
とお思いの方もいらっしゃるかと思います(いるのか??)。
しかし音楽家にとって、また世の中により良いエンターテイメントを届けるにあたり、とてもとてもとても切実なことなのです。
あのベートーヴェンやモーツァルトだって、たくさん書いた手紙の多くは「あの曲がいくらで売れた」だの「お金なくてしょうがないからピアノの先生することにした」なんて内容だったわけですし。
今日本のクラシック音楽界は、
・稼げない
↓
・稼げない道は目指す人が少ない
↓
・質が落ちる
↓
・つまんないからお客さんが来ない
↓
・稼げない(無限ループ)
(もちろんお客さんに来て頂けないのには他にも重大な原因がありますが、今は音楽家一人ひとりというミクロな目線での話ですのでご了承くださいね。)
残念ながらこんな感じです。これではどんどんダメになっていくのはご理解頂けますね…。
そこで!
足利オペラ・リリカと研修所では、まず演奏や研修生の音楽的な質を第一に、プロとして、お客さんにお金を払っていただけるようなオペラ団体を目指します。
そのためには、演奏の質そのもの以外にも考えなければならないことがものすごーーーーーーくたくさんあります。(汗)
教える技術、社会とのつながり、レパートリーの幅…
新研修生には酷な内容かも知れませんが、必死で勉強してこの国のオペラを背負う人材になってくれることを願います。
願いますというか、私も働くんですけど。(笑)
がんばっていきましょう!!
【足利市民会館ホームページ】