2012年5月10日木曜日

試聴会!

おはようございます!
足利オペラ・リリカOfficial Blog、3回目の更新です。順調ですね~♪(笑)


さて、昨日5月9日は足利オペラ・リリカ研究科の『試聴会』でした!


この『試聴会』というのは、研究生の皆さんに実際に歌っていただき、その声や技術、ステージ捌きなどを観て聴かせていただく、というものです。
非公開のコンサートで、『試演会』と呼ぶことも多いですね♪


この試聴会でそれぞれの研究生の実力を見極め、それに合わせて講師・スタッフ陣でこれからのカリキュラムを決めてゆく…
ものすごーーーく大事な機会なのです。


それぞれの研究生の人生に関わることですから、聴く方も責任重大。
張り詰めた空気。撮影はNG。
どの講師の方も真剣に、それぞれの音楽に向き合っていました。


世界でその人だけが持っている、声。

表情。

振る舞い。

覚悟。


こういった歌の技術そのもの以外の"舞台に立つ者にとって大切な素養"も見極めなければならないのです。


普段は陽気な(?)講師の皆さんですが、試聴会の間は"プロの顔"。
近寄りがたささえ感じる気迫でした。


試聴会に使用した、足利市民会館別館ホール。
ピアノ、響き共に申し分なく、贅沢なホールでした♪

歌い終えた後は、今後の授業についての面談です♪


ほっとした表情で席に着く研究生と、容赦なく質問を浴びせる講師陣(笑)


いや厳しい…。
「オペラ1本できないと使い物になりませんからね?」
「プロになりたいならそれくらいやってください。」
「聞こえません。」

自分だったら泣きますたぶん(笑)
がんばれ研究生!

しかし、それも愛情と熱意故のことなのです。

「あなたの持っている声や音楽は本当に素晴らしい。私たちはその成長の手助けをしたい。一緒に勉強しましょう。」

という演出講師の原さんの言葉がとても印象に残っています。


観ているだけで汗が出てくるほどの濃密な(?)時間を経て、1年間の課題は決まっていきました。

厳しい言葉もありましたが、それも必ず研究生の力に変わっていくでしょう。
負けずにがんばって!

研究生の岩水さん。
声も容姿も美しく、プロの洗礼と言わんばかりの質問にもしっかり答えていました。
これからが楽しみです!

4時間にわたる試聴会が終わったのは21:30。なんと終電の時間です(笑)

6月の開校に向け、講師・スタッフ一同頑張っていきます!


【足利市民会館ホームページ】